オリジナルCD盤は1991年リリース、生悦住英夫がプロデュースするレーベルPSFより灰野敬二、 High-Rise、Ghost、White Heaven、光束夜など日本のサイケを中心とした東京アンダーグラウンド界の代表格をコンパイルしていくコンピレーション「Tokyo Flashback」シリーズの第1作が、なんとLAのレーベルBlack Editionより初のアナログ・レコード化となるようです。
70年代後半~90年代にかけて東京アンダーグラウンド・シーンでハードコア、パンク、ノイズ・インダストリアル、サイケデリックロックに至るまで独自の解釈を試みたこの作品は、まさに当時そのサイケ絶頂期のムードを内包。
見開きゲートフォールド仕様、英訳されたオリジナル・ライナーノーツが付属、アートワークはRob Carmichaelが新装ジャケを担当し、Expo 70やLustmordなども手掛けるレコーディング・エンジニアのPete LymanによるInfrasonic Soundでのリマスタリング&カッティングと拘りの内容。
クラウトロック~ガレージ・サイケ、ノーウェイヴといったロックミュージックの流れを独自の文脈で解釈した日本のアンダーグラウンド・シーンの絶頂期を収めた決定版なので改めてこれは注目したいですね。