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CATEGORY - ウルフパックジャパン制作事例
里アンナ × 佐々木俊之 – LIFE GOES ON

12インチ/LP制作 (海外カッティング)
インナースリーブ:ホワイト
アウタースリーブ:カラー / 背表紙あり/ 光沢加工
歌詞カード:2ページ / 片面白黒
オーバーバッグ包装
アーティスト:里アンナ×佐々木俊之
タイトル:LIFE GOES ON
PROFILE: 里アンナ×佐々木俊之
里アンナ: 奄美島唄、三線、竪琴、チヂン
佐々木俊之 : drums奄美を代表する唄者として国内外で活躍している里アンナと、新進気鋭のドラマー佐々木俊之による異色ユニット。
2016年コルシカ島の音楽フェスティバルRencontres de Chants Polyphoniques に出演したのをきっかけにユニットとしての活動を開始、2017年にはパリ単独公演、2023年3月アメリカワシントンD.C.で行われた全米桜祭りのオープニングセレモニーへ出演するなど、海外でも注目を浴びる。
歌と太鼓という奄美島唄の基本的な編成を大事にしつつも、効果的に用いられている三線と竪琴、そして様々な音楽ジャンルを想像させるドラムのアプローチによって、既存のものにはない全く新しい音楽を作り出している。
2024年、ピーター・バラカン氏主催の音楽フェスLIVE MAGIC!や、タイで行われたアジア最大規模の野外フェスティバルWonderfruitに出演。里アンナ HP / Twitter (X) / Instagram / YouTube
佐々木俊之 HP / Instagram / Twitter (X)
奄美島唄の再解釈というコンセプトを軸に、過去3枚のアルバムをリリースしているデュオの最新作。
「LIFE GOES ON」というタイトルには、「人生山あり谷あり。しかし何があっても生活は続いていく」、という人々の生きていく力強さを島唄は唄っていることも多く、そういった意味合いと、もはや2人のライフワークとなっているこのデュオも進化しながら活動は続いてく、という力強い意思表示、の二つの意味
が込められている。
三線や竪琴、そしてチヂン(奄美の手持ち太鼓)という伝統的な楽器に、JAZZやHIP HOPなど様々なジャンルを彷彿とさせるドラムのリズムパターンを合わせていくという2人の専売特許のようなアレンジは更に色彩豊かに、今作はレゲエダブミックス調、フラメンコ調、などのリズムアレンジはもちろん、里アンナの美しい歌声をシンプルに聴かせるチルアウトなバラードなど、聴く人を全く飽きさせない、全て奄美島唄で構成された全10曲を収録。
TRACK LIST
A1 あんちゃんな
島唄トランスとても言うべき、今作1,2を争うアッパーなアレンジ。
シンプルな三線のリフにバスドラムが合わさり、曲が進むにつれ徐々に熱気を帯びていく。
里が三線とチヂンを交互に持ち替えてのリズムブレイクの応酬など、アルバムの幕開けにふさわしい1曲。
A2 黒だんど
スィングジャズのようなリフのイントロから始まり、突如HIP HOPさながらのドープなブレイクビーツへ。
三線のリフの不穏な響きと島唄の独特なメロディが複雑に絡みあい中毒性のあるトラックに仕上がっている。
A3 むちゃ加那
Fela Kutiの名曲Zombieのベースラインを三線のリフに置き換えて、アフロビートを合わせたアレンジ。
悲劇的な歌詞の内容と、淡々としてはいるが躍動感のある止まらないリズム、の二つの要素がアルバムのタイトルともリンクする。
A4 上がる世ぬ春加那
ループマシーンのようなドラムパターンに音数を限界まで削ぎ落とした三線のリフ、そして突如現れるポエトリーリーディング。今作一HIP HOP的要素をふんだんに取り入れた一曲。
A5 山と与路島
5拍子のリズムと、悲しげな島唄のメロディが絡み合った、佐々木お気に入りの1曲。
山と島の分断を唄った切ない歌詞をストレートに表現したようなアレンジとなっている。
B1 いそ加那
フラメンコを彷彿とさせる複雑な手拍子からスタートする、里お気に入りに一曲。
三線では冒頭のカッティングから、高揚感のあるフラメンコギターを思わせるコード進行を表現、ドラムはスネア基調のビートからラストのドラムソロへと向けて徐々にボルテージを上げていく。
B2 芦花部一番
心地よいドラムループに竪琴の美しい音色が合わさるチルアウトチューン。
里の歌声がシンプルに胸に響くアレンジになっている。
B3 俊良主
三線の裏打ちのカッティングにレゲエのリズムパターン、そしてジャマイカ仕込みのエンジニア速水直樹氏によるダブ要素をふんだんに盛り込んだミックスが融合した、デュオの新しい可能性を打ち出した一曲。
B4 すばやど
正調の踊り唄ような雰囲気と、コンテンポラリーR&Bのリズムとが行き来する、スリリングなアレンジ。
B5 天草
アルバムの最後を締めくくるのは竪琴を使用した壮大なバラード。元々の踊り唄を大胆にスローテンポへとアレンジし、途中のリズムチェンジで緊張感を持たせつつも、ラストはその続きを想像させるような心地良い余韻で締めくくる。
Produced by Anna Sato
vocal, Sanshin, Tategoto, Chijin : Anna Sato
Drums : Toshiyuki Sasaki
Arranged by Anna Sato, Toshiyuki Sasaki
Recorded & Mixed at AG STUDIO
Recorded & Mixed by Naoki Hayami
Mastered by Yoei Hashimoto (AUBRITE MASTERING STUDIO)
Designed & Photography by Rino Kojima
品番 AnnA-008
仕様 LP
価格 ¥3,500(税込)
発売日 2025年4月27日
レーベル : PRIMITIVE VOICE
配給元 : アオラ・コーポレーション
https://www.ahora-tyo.com/
お問い合わせ : アオラ・コーポレーショ
ン
info@ahora-tyo.com / 03-5336-695
購入は以下より
Taiyo Ikeda
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