WOLFPACK BLOG
スタッフブログ
CATEGORY - ウルフパックジャパン制作事例
Recloose – Round and Round
アーティスト : Recloose
タイトル : Round and Round
DJ,トラックメイカーだけでなく,映像クリエイター,電子楽器エンジニアなど,音と空間のスペシャリストを集結させた次世代レーベル,INTERSPECIES RECORDS からアナログ第四弾となる12インチをリリース!!
今回は,デトロイトテクノを代表するレーベル PLANET E からのリリース等,数々の名作を生み出してきた Recloose の新たな挑戦を感じさせる意欲作。また,加えて異種間融合をテーマに掲げる INTERSPECIES RECORDS のレーベルクルー(Middle Point, DJ NORIZM, kashi)によるリミックス が収録されている。
いずれも Balearic/Loft House/Dub meets UKG, Jazz House meets African とレーベルのテーマ異種間融合を活かした好リミックスと
なっている。伝説と言われた DJ たちがそうだったように,囚われず自由にミックスしたことで未知の世界を生み出した一枚と言えるのではないだろうか。
(TEXT by DJ AISEI)
A-1 : Round and Round (Vocal Version)
清涼感ある女性ボーカル Alice Walters を起用し,BPM 速めで近年拡大する UKG を感じさせるが,
そこに Recloose の音楽性が発揮され疾走感ある爽快な未来感が表現されている。
A-2 : Keep It Together
ハットとリムショットの掛け合い,jazz sample の抜き差しが目まぐるしく展開し名のごとくフロアを熱くキープするに違いない新たなジャズハウスクラシックの誕生を予感する曲。
B-1 : Round and Round (Space Talk Remix by Middle Point)
速度をミッドテンポに落とし躍動感あるベースとパーカッション,美しい女性ボーカル,
スピーカーから抜け出してくる上物で浮遊感極まりない正に宇宙遊泳バージョンに仕上げられている。
B-2 : Keep It Together (polepole Remix by DJ NORIZM )
原曲の都会的な空気を跳ね感あるアフリカンボイスを加えることで全く異世界に変え,
押し寄せるシンセとアフリカの混合は独自の高揚感を与えてくれる。
Credits:
– Produced by Matthew “Recloose” Chicoine
– Vocals by Alice Walters
– Remixes by Middle Point, DJ NORIZM
– A1, A2, B2 Mixed by Dustin “Pontchartrain” Alexander, B1 Mixed by Kabamix(LMD)
– Mastering – Kabamix(LMD)
– Artwork – Tyler Askew
– Executive Producer – Takeo Shirato
– Published by Cardiological Music / BMI
[アーティスト紹介] Recloose
Recloose こと Matthew Chicoine は DJ ・プロデューサー・ソングライター・ミュージシャンである。テクノプロデューサー Carl Craig の指導の下、1990 年代にデトロイトで音楽制作を始めた。Planet E 時代の初期の作品では、デトロイト市に蓄積された深い才能と繋がり、Dwele、Jeremy Ellis、Justin Chapman、Paul Randolph、Amp Fiddler などのローカルのミュージシャンと協力し、ジャズ、ソウル、サンプル、シンセを取り入れた大胆なダンスフロアサウンドを開拓した。2002 年、Planet E よりファーストアルバム『Cardiology』を発表。Rush Hour、Peace Frog、!K7、Delusions Of Grandeur、Aus Music から数多くのオリジナル楽曲とリミックス作(Funkadelic、Herbert、Motor City Drum Ensemble 等) をリリースしている。
ニュージーランドへ移住し、Recloose のサウンドはさらに進化をみせた。Fat Freddy’s Drop、Lord Echo といった ニュージーランドの才能と融合し、Joe Dukie (Fat Freddy’s Drop)をフューチャーした「Dust」といった傑作を生み出した。2008 年、サードアルバム『Perfect Timing』 はNew Zealand Tui Awards にてダンス/エレクトロニカ部門ベストアルバムを受賞した。
2014 年にアメリカに戻り、Serato の Artist Relations Program を率いて、Kenny Dope、Q-Tip、Questlove、Biz Markie、Erykah Badu などのプロジェクトをサポートした。彼は現在、ROLAND の Global Strategic Product Marketing Manager としてフルタイムで働いており、現在そして将来の世代の DJ やプロデューサーに向けて、新しいギアの開発・マーケティングに関っている。
購入はこちら
Mai
CATEGORY
RECOMMEND
オススメ記事