レコード盤のスタンダードな色は、なぜか昔から「黒」と決まっています。

レコードの素材はポリ塩化ビニールと、ポリ酢酸ビニールの合体で作られていて、本来は無色透明なのですが、品質管理上「黒」の方が傷や気泡、埃などの付着物が発見し易いためにあえてカーボン・ブラックを混入しているのだそうです。また、塩化ビニールのみだと素材が柔らかすぎるので、カーボンをいれることにより強度をつけるために用いる意味もあります。

また、カーボン・ブラックを入れて黒くするひとつの理由に、「材料の再利用を考慮している為」の目的もあるようです。

昔、レコード店は売れた委託分だけを支払い、売れなかったレコードはメーカーに戻すリサイクル利用をしていたので、返品されたレコードは材料に戻されていました。黒は混じっても色の濁りを避けられるというわけですね。

では、赤色や水色などのカラー・レコードはどのように作られていくのでしょうか。

先ほど記述したように、元は無色透明なので、それに顔料を加えたものがカラー・レコードとなります。また、スプラッターなどのタイプにおける様々な色を加えたものは各色顔料を混入したものがスペシャル・カラー・レコードとなります。

音質に関して、一説によると材質の固さによって低域が引き締まると言われていたり、カラー盤の方が塩化ビニールの柔らかさが出るので高域がマイルドになるなど様々な意見があります。

 

WOLFPACK JAPANでは、全35色で様々な色の組み合わせにより何万通りのカラー・レコードを作成することが可能です。お見積もりシミュレーション・ページにて試せるので、ご興味ある方はぜひお試しください。

 

About the Author

Ichitaro Ohara

ウルフパックジャパン・マネージャー。1980年生まれ。レコードにまつわる業務に長く関わってきた経験をもって、スムースなサービスができるよう心がけます。