レコード・リリースしたばかりのアーティスト/レーベルをフィーチャーし、彼らの思入れのレコードを5枚紹介してもらう企画の第3弾!今回は、12月20日に待望の2ndアルバムをリリースしたAmericoの大谷由美子さんに選んでいただきました。テーマは「今の自分を形づくった思い出のレコード。」

それではいってまいりましょう!

 

◆BENNY GOODMAN / CARNEGIE HALL JAZZ CONCERT
父が持ってた数少ないレコードの中から譲ってもらったものです。わたしが子供のころ、居間にあったオーディオセットで父がときどきベニー・グッドマンやグレン・ミラーのレコードをかけることがありました。わたしがアメリカの音楽やレコードに触れた原体験です。

◆パット・ブーン / 砂に書いたラブ・レター
母はパット・ブーンやリッキー・ネルソン、エルヴィス・プレスリーが好きだったようです。レコードはあまり持っていませんでしたが。アップテンポな曲よりもバラードが好みだったのかな、と思います。6/8の曲はわたしも好きで、Americoのアルバムにも収録しているのですが、この曲が原体験だと思います。

◆V.A / 41 Original Hits From The Soundtrack Of American Graffiti
80年代のはじめ、中学に上がるころ、最寄り駅の駅前にミスター・ドーナツができたんです。店内のBGMがちょうどこのサントラの収録曲みたいな感じで、50~60年代のアメリカンポップスがずーっと流れてました。世界的にロックンロールのリバイバルが起きてたんですね。ドーナツもBGMもあまーくて最高でした。

◆Blondie / Sunday Girl
同じころ、はじめて買ったレコードはブロンディのベスト盤でした。50~60年代のアメリカンポップスのテイストをパンクっぽい解釈でアレンジしたり、スタンダードな価値とあたらしい価値観を調和させているところがすてきなんです。デボラ・ハリーはすごくやさしそうな女性という感じであこがれました。

◆ザ・クロマニヨンズ / タリホー
急に現代に飛びます(笑)。近年、自分を含めて、メジャー、インディーを問わずレコードをリリースするアーティストが増えつつあるように感じるのですが、「レコードをリリースし続けているロックバンド」と言えば真っ先に思い浮かぶのがザ・クロマニヨンズです。毎年、アルバムが出るのをたのしみにしています。

 

いかがでしたでしょうか?ジャズやオールディーズ・ロック、ニューウェーブなど大谷さんの世界観のファウンデーションが垣間みれる素晴らしいセレクションでした。今回のAmericoのレコードは、フルアルバムとしては9年ぶりのリリースとなる今作。「恋に恋する天才少女」をモチーフに、とびきりキュートでちょっぴりファニーなロックンロールが疾走、疾走、また疾走する全12曲。ノスタルジーと未来へのあこがれを同時に感じさせる、Americo製のタイムマシンです。録音・ミックス・マスタリングは中村宗一郎さん。ぜひチェックしてみてください!

Americo / Americo graffiti 2 (アナログ盤)
PDL-1702 2,700円(税込)/ 2017年12月20日発売
format: 12″LP / ブラック・ヴァイナル / 4C アウタースリーブ 3mm spine グロス加工

A – 1 彼は6年生
A – 2 マーマレードちゃん
A – 3 ドーナツ・ツイスト
A – 4 恋のおまじない
A – 5 恋の赤ちゃん
A – 6 夢に出てきて
B – 1 ハウオールドアーユー
B – 2 いつだってバッシュ
B – 3 恋は大福
B – 4 おお、ジミー
B – 5 クリームソーダ
B – 6 だまってる

Americo
大谷由美子(Yumiko Otani)/ Vocals, Guitar & Chorus
大谷昌功(Masanori Otani) / Drums & Chorus

Recording Members
Lola / Bass & Chorus
塚本真一(Shinichi Tsukamoto) / Piano
Americo 通販ウェブサイト
https://americoshopping.stores.jp/

 

About the Author

Ichitaro Ohara

ウルフパックジャパン・マネージャー。1980年生まれ。レコードにまつわる業務に長く関わってきた経験をもって、スムースなサービスができるよう心がけます。