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CATEGORY - レコード作り / コラム

ラッカー盤について

今回はWolfpack Mastercut Studiosでも制作が可能になったラッカー盤(マスター盤)についての説明です。
ラッカー盤というのは、最初に音を刻み込む(カッティングされる)盤で、アナログレコードを作る際の大元になる型材です。カッティングされたラッカー盤をメッキ加工することで、スタンパーができます。
詳しくはこちら▼
カッティングについて【アナログ盤の製造工程 】

 

ラッカー盤は、綺麗に洗浄されたアルミ製の円盤にラッカー塗料と染料を混ぜたものをおおよそ0.2ミリの厚さに塗布して作られます。乾燥させたラッカー盤は一枚一枚検品され、完成となります。
耐久性が低いため(2,3度しか正常に再生できません)一般的な再生用途には向かず、量産前のチェック用、量産時のマスターなどに使用されます。

 

レコード登場初期は亜鉛板にワックスエステル(蝋)を塗布したものをワックス盤と呼び、眼鏡の枠や繊維、映画フィルムの原料にも使われるセルロースアセテートを主剤としたものをアセテート盤、ニトロセルロースを主原料とした溶液を塗布し乾燥させたものをラッカー盤と呼んでいたそうです。今ではそれらを総じてラッカー盤と呼んでいることが多いです。

そんなラッカー盤を生産しているのは世界で唯一、日本の企業のパブリックレコードさんです。

信濃毎日新聞youtube引用

 

弊社スタジオでは世界中で数々のカッティング設備設計の実績を持つFLoKaSon社によってモディファイされたシステムを導入し、高品質なマスター盤制作を叶える環境を整えました。
量産化に入る前に一度ラッカー盤を作り、それをを聴いた上でミキシングや音圧等のチェックを行います。もしも不具合があったり気になる箇所があれば、そこを訂正した上でまたラッカー盤を作ります。

 

ラッカー盤を用いることのない通常プレスでは、ドイツのテルデック社とノイマン社が80年代初期に開発した音質向上技術のひとつ、ダイレクト・メタル・マスタリング (Direct Metal Mastering, DMM) を採用しています。超音波を当てながらカッティングを施した銅円盤をそのままマザーとして用いる方式で、ノイズ低減はもちろん通常のカッティング工程より収録時間を10%増加などのメリットがありますが、テストプレスの段階にならないと完成した音を確認できません。

詳しくはこちら▼
DMMカッティングについて

 

時間をかけて確認しながらじっくり制作したい、という方にはラッカー盤からのマスター盤の制作をお薦めしております。ご希望であれば、ラッカー盤にカットされた音をスタジオ(初台駅または参宮橋駅から徒歩7分)にて立ち会いの上試聴することもできます。

詳しくはこちら▼
カッティングサービスについて

 

より良い音でのレコード制作をサポートをいたします。
お気軽にお問合せください!

Mai

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