レコードはサイズによって収録出来る時間が異なり、12インチ > 10インチ > 7インチとサイズが大きくなるほど収録可能な時間が長くなります。回転数は33rpmと45rpmの2種類ありますが、回転が安定し、溝に音をゆとりを持ってカット出来る(線速度)45rpmの方が音質に優れます。
また、円錐形の針や楕円形の針を使った場合、45rpmの方が内側歪み(ピンチ効果歪みや位相歪みなど)が抑えられ、鮮明で正確な再生が可能となるのです。
原則として、カッティングや再生の精度はレコードの中心に向かっていくごとに落ちていくため、できるだけ溝が内周に埋まらないよう仕上げております。
【推奨収録時間(フラットカット)】
推奨尺を超えてもプレスは可能ですが音質が著しく劣化する可能性が高いため、超過時間は推奨分数の10%以内に収まるようにしてください。詳しくはこちらをご覧ください。